(庭の池作りについて) その16 上端にジャワ鉄平石を貼ります

前回まででようやく池に水が貯まるようになりましたので、池の側壁の上端に飾りのための石を貼ります。これがないとコンクリート打ちっぱなしで飾り気がなく雑な見栄えになりますがあるとだいぶグレードアップするように思います。

材料(ジャワ鉄平石)の準備

これが届いた石です。ジャワ鉄平石の厚さ3cm程度です。池の周囲の分だけで30個程度、約100kgです。自宅まで届けてもらうと輸送料が高くなるので、近くの配送センター止めでそこからは自分の自動車で持ち帰りました。配送センターではフォークリフトで自動車に乗せてもらえたので助かりました。荷姿がフォークリフトで自動車に載せやすい形であったのも幸いでした。そうでなかったら自分でばらして積まないとならなかったと思います。

ジャワ鉄平石を選んだのは時間経過したときに劣化が少ないだろうと思ったためです。クオーツサイトやレンガなどの明るい色が好きなのですが、施工後しばらく経って黒ずんだり白く色あせたりするクオーツサイトなどを見ることがありましたので避けてみました。(劣化を抑えるための保護材などもあるようですが、予め浸したり有効期限が数年とかで定期的に塗り替えるなど難しく感じました。)

仮配置

はじめに石を1つ1つ眺めて厚さを測りましたところ、多くのものは規格どおりの3cm以下なのですが、一部4cm以上のものがありました。厚さが3cm以上のものは除いて使うことにしました。少し余裕をもって多めの個数にしておいてよかったです。これは、厚さが異なるのが混在していると高さを揃えにくい(使用するコンクリートの量が多くなる)のもありますし、上面の高さは池側壁の上端から3cm上と決めていたためです。(池の周囲の床も同じ高さにすることを計画していて数cm高くしてしまうと歩き心地も変わってくると思ったためです。)

その後、石を仮に並べてみました。形や色合いを考慮して、取り替えたり、向きを変えたりです。長さが合わないところは石を削って合わせます。はじめは、レンガタガネのようなもので割ろうとしたのですが、思ったように割れません。ダイヤモンドカッターで線をつけてからレンガタガネで割ろうとしてもやはり思い通りの線で割ることができませんでした。これ以上失敗すると石が足りなくなってしまうのでその後はダイヤモンドカッターで全て切りました。音が非常に大きいので耳栓をしましたら快適ほとんど聞こえなくなり快適でした。(近隣の方々には相当うるさかったと思います。申し訳ございません。)

本組

その後、コンクリートを使って固めました。防水材を入れています。また、すでに製作した池の側壁上端のコンクリートと今回新たに使うコンクリートの接着をよくするために「モルタル接着強化剤」も用いました。刷毛で側壁上端に2回塗りし乾くのに半日程度待ちました。

この石貼りも初めてでしたので、心配した通り難しかったです。石の上面を基準面に合わせて一定の高さにしたいのですが、ぴったり合わせたはずなのですがしばらくたって固まった頃にみてみたら傾いてしまったものが2つくらいありました。

水糸も貼ったのですが今回は池の側壁上端から石の表面までの高さ3cmと等しい厚さの角材が2本あったのでそれを厚さ方向のガイドにしました。材料のジャワ鉄平石の厚さが3cm以内であることや置いたときにどこが3cmに近くてどこが3cmより薄いので持ち上げなければいけないかわかりやすかったです。

前回までの側壁づくりでの教訓を活かして、乾いて塗り足す継ぎ目ができないように1日で終える必要があると考えました。午前中からはじめて昼過ぎの休憩の際には出来た分は半分よりやや少なく遅れていましたので、それから夕暮れ前の16時終了まで時計を見ながらの急ぎの作業となりました。それでようやくできたのが冒頭の写真です。右側の少し凹んでいるところは将来的に流れ込む小川を作ろうとしています。

今後はこの池の周りの整備をしていきたいと思います。

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