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将棋の基本、王手、詰めろ、必死(必至)、詰み、の違い/比較

将棋の基本 王手、詰めろ、必死(必至)、詰み

皆さんは将棋をされますでしょうか。我が家は息子が小学生になり、将棋を二人ですることがあります。

私自身が、王手、詰めろ、必死(必至)、詰み、の意味が曖昧でしたので整理しました。

「王手」 受け側の玉に対して駒を利かせること。受け側は逃れる。(受け側がなにもしなければ負け。)(ピンチ度★★(※))

「詰めろ」 次の手で詰みをねらう状態。受け側がなにもしなければ次の手で負け。受け側は逃れるまたは王手する。(ピンチ度★(※))

「必死(必至)」 次の手で詰みをねらう状態で、受け側が防ぐ手がないもの。受け側ができるのは王手のみ。(ピンチ度★★★) 詰将棋は必死の形です。

「詰み」 受け側の玉に対して駒を利かせること。受け側はな逃れられない。受け側は投了する。(ピンチ度★★★★)

わかりやすく表にしたのが次です。

状態(ピンチ度★)
→受け側の行動
受け側
防ぐ手ある 防ぐ手ない
攻め側 現在の手で
詰みをねらう
「王手」(★★(※))
→逃れる
(放置すると負け)
「詰み」(★★★★)
→投了する
次の手で
詰みをねらう
「詰めろ」(★(※))
→逃れるまたは王手する
(放置すると負け)
「必死(必至)」(★★★)
→王手する

つまり、その手で勝ちとなるのが詰み、次の手で勝ちとなるのが必死、放置すると負けですよが王手、放置すると次の手で負けですよが詰めろですね。

※「王手」と「詰めろ」は、どちらも放置できないのですが、王手は次が王手の連続で詰みとできる場合は、詰めろより厳しいと思います(受け側に王手のすきも与えない)。ただ、王手の次が王手などでない普通の手の場合は詰めろの方が厳しいと思います。

おまけ

将棋入門の決定版

羽生善治の詰みと必至

将棋の基本、詰み(その手で勝ち)の基本パターン、必死(次の手で勝ち)の基本パターン、がわかりやすくまとめられていて、初心者には目からウロコ、将棋の基本がとてもよくわかります。

・開き王手(ひらきおうて:飛角香と相手玉の間にいた味方の駒を間から抜けてかつ相手玉からとれない位置で王手をかけると相手は防げない)、とかもよくわかってよかったです。

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